第6回ワークショップが、2月25日(日)に長野市で開催されました。
いつものようにグループごとのナレッジリーダー選出のあと、インプロの実施。今日は今までと全く違う内容、「プレゼントゲーム」です。二人一組のペアを組み、相手が喜びそうなプレゼントをジェスチャー入りで、10回渡します。3回に1回ぐらいは、リスクのあるプレゼントを渡すこともポイントです。この内容を3回繰り返しました。さて相手のことを考えて、ポジティブな働きかけができたでしょうか?
次の英語セッション、まずはリラックスです。腕をアップ&ダウンして、身体をほぐします。プレゼンテーションはずいぶん上達しましたが、英語で最初から考えることの大切さを学びました。
ランチのあとは、「前に踏み出す力」の実習です。
「前に踏み出す力」とは、一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力のことです。そのために必要なことは、「主体性」「働きかけ力」「実行力」です。指示待ちにならず、一人称で物事を捉え、自ら行動できるようになることが求められています。またチームとしては、課題や懸念を共有し、アイデアや機会に関してオープンにコミュニケーションができるよう安全・安心な環境をつくることが求められています。ハーバードビジネススクールのエイミー・エドモンドソン博士の心理的安全の定義は、チームメンバーがお互いに「このチームでは対人リスクをとっても安全だ」と信じている状態だそうです。ではチームが心理的安全な状況になるにはどうしたらいいでしょうか?
1.チームとしての目的や目標が明確である 2.お互いの役割、チームへの関わり方(フォーマル/イン・フォーマル)理解できている 3.言いたいことが言える~言いたいことが、言うべき人に、言いたいときにしこりを残さず ポイントは以上です。
ここで実習「共有ビジョン」。目的は1人ひとりのビジョンを皆で共有し、そこから共通のビジョンを創り出すことです。共有ビジョンとは、我々が共有する未来の姿、「私たちはどうありたいのか」という問いへの答えです。
最初に共有ビジョンの項目決定。各チームで話し合った内容をナレッジリーダーが持ち寄り、下記4つの項目が決定しました。
・環境 ・教育 ・国際協力 ・AI技術などと社会の在り方
そして上記項目について、個人で付箋に「実現したい」「こうありたい」という状態を記入し、チームで検討します。その後、ナレッジリーダーが他のチームメンバーに内容を説明しました。
休憩後がお待ちかねの海外視察研修のガイダンスです。行先はニューヨーク、ボストン、サンフランシスコ・シリコンバレーです。かなりの強行軍ですが、充実した中身になっています。詳細はこれからまだまだ詰めていきますが、ご期待ください。
今日は1人の欠席者もいませんでした。これから海外研修まで体調管理にはくれぐれも気を付けましょう。
次、お会いするのは海外研修前日です。