ワークショップ2日目
2日目は朝食をとり、午前8時30分に集合しました。今日も1日頑張りましょう!
早速チェックインが行われ、サークルになって昨日の振り返りと反省を行いました。昨日のワークショップでも多くの学びと気づきがあったようで、その気づきこそが成長の第一歩です。また、発表した内容に対して互いにフィードバックを行いました。フィードバックは個人やチームが成長するために不可欠であり、互いの関係性をより深めるために行われます。

この日もグループに分かれて講義と実習が行われ、昨日は異なるグループ構成となりました。チームはタイプに応じてCREW自らが考え構成し、それぞれのチームのナレッジリーダーが選出されました。
「チームで働く力」の実習では、そもそもチームとは何か、そしてグループとの違いは何かについて学びました。チームもグループも、二人以上、目標共有、相互作用という点は共通していますが、チームにはさらに「結果に対する共通の責任を持つこと」と「相互依存(それぞれがしっかりと自立した上で、状況によっては互いに依存し合うこともできる関係性)」という2点が加わります。
実習は、コンセンサス実習「サウスポール:南極点」です。南極で遭難したメンバーに残された15の物品に、生き残るための重要度に応じて順位を付けるというものです。まず個人で順位付けを行い、その後チームで討議してチームとしての順位付けを行いました。チームとしてうまくいった部分、うまくいかなかった部分があったかもしれませんが、咸臨丸はチームとして生産性を高めていくことを目指します。
実習の後は、政策別検討チームの編成とガイドラインの検討が行われました。咸臨丸は将来の国家経営者を輩出することを目的としたプロジェクトであり、そのためチームで政策の提案を立案します。これは今回からスタートし、最終的に来年12月の修了式で発表される予定です。今回の課題は「長野県内の消滅可能性自治体に指定された市町村に対して、10年先にご自身が首長になった場合の持続性ある政策をまとめて提言する」というもので、早速3つのチーム分けとガイドラインの検討が行われました。

今回の咸臨丸では、CREW・スタッフ間で共有のプラットフォームを利用しています。このプラットフォームでは、情報の共有や研修の振り返りが行われ、コメントやフォロー、「いいね!」ボタンを通じて活発なコミュニケーションが期待されます。ぜひ有効活用しましょう。
1回目のワークショップは1泊2日のハードなスケジュールで実施されました。今回のワークショップで学んだことは、通常の生活でも活かしていくことが期待されます。
徐々に涼しくなり、季節の変わり目です。インフルエンザも流行しているようなので、体調にはくれぐれも気を付けてください。